炊くだけで糖質が33%もカットできるという魔法のような「糖質カット炊飯器」
その仕組み・味についてはこちらの記事で紹介しています。
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糖質カット炊飯器で33%も炭水化物が減る理由とは?ダイエット効果はおにぎり1個分?
「面白いけど役に立つ」をコンセプトに様々な商品を取り扱っているサンコーレアモノショップから発売された「糖質カット炊飯器」 毎回ダイエットに失敗しているボクにとっては夢のような商品です。 ...
糖質を減らすことがダイエットの近道ということを聞いたことがあるけど、普段コンビニやスーパーなどの商品(お弁当など)で確認するのは「カロリー」ですよね。
糖質カット炊飯器を使用することで、とっても気になるカロリーはどのくらい変わってくるのでしょうか?
ご飯茶碗一杯のカロリーは?
ご飯一杯は男性なら150g、大盛り200g、女性なら100gぐらいが適量です。
お米りのカロリーはざっくり計算すると、
- 100gで170kcal
- 150gで250kcal
- 200gで340kcal
となります。
「摂取カロリーから消費カロリーを引いた値がプラス」ならば、物理的に体重は減っていきます。
消費カロリーは「体重×30」でおおよそ計算することができ、50kgの方なら1500kacal、80kgの方なら2400kcalが目安となります。
たとえば1日3食、1回の食事で700kcalを摂取している方で消費カロリーが1800kcalならば、2100-1800(kcal)の余分なカロリーが蓄積されていってしまいます。
当たり前のように太ってしまいますね。
糖質カット炊飯器を使用した場合のカロリーは?
まずはじめにごちゃごちゃになると良くないので説明すると、
- カロリーはエネルギーの単位
- 糖質は成分
です。
たとえば肩ロース100gは250kcalほどありますが糖質は0.1gほどになります。
対してお米の場合、100gで170kcalと肩ロースに比べカロリーは低いものの、糖質は37gと非常に高いです。
さきほど「消費カロリーから摂取カロリーを引いた値がプラスであればダイエットできる」と書きましたが、糖質は体内に残りやすく適度な運動をしないとどんどんと貯蓄されてしまいます。
これが、カロリー制限のダイエットよりも糖質制限のダイエットの方が有効性が高いと言われている所以です。
そんなことを踏まえて糖質カット炊飯器を使用した場合のカロリーを考えてみます。
糖質カット炊飯器の仕組みは「沸騰して溶解した糖質を一旦除去」することによって33%の糖質カットを実現しているわけですが、除去した33%分の糖質が水分と入れ替わったと仮定して計算をしてみます。
成分によるカロリー計算
カロリーの測定方法は複雑そうに感じますが、実は食品を燃やすことで計測されます。
燃焼時の水の温度が10℃上がれば10kcalといったように非常に簡単です。
ただ、燃やす訳にはいかない(のとしっかりとしたルールがある)ので、簡易的な計算をしてみます。
カロリーを計算するときには100g当たりのたんぱく質・脂質・炭水化物の含有量で簡易計算が可能です。
- たんぱく質1g=4kcal
- 脂質1g=9kcal
- 炭水化物1g=4kcal
これらを計算してみると、お米の場合は以下のようになります。
- たんぱく質2.5g=10kcal
- 脂質0.3g=2.7kcal
- 炭水化物37.1g=148.4kcal
合計は161.1kcalと、実際の成分表(文部科学省 食品成分データベース )に記載されているエネルギー168kcalより若干少ないですが近似値を求めることが出来ました。
これを基に炭水化物37.1gから33%カットをすると、112kcalとなりました。
上記数値は100gあたりでの計算なので、ご飯茶碗一杯の150gだと168kcalとなり、糖質33%カット前よりも73.65kcal(3割減!)も少なくなる計算となりました。
概ね摂取カロリーを7300kcal削るごとに体重が1kg減る(男性の平均モデル)とされており、もしご飯を1日3杯食べている方なら約1ヵ月で7300kcalのカロリー制限が可能になります。
やはり効果があるのは糖質制限
さきほども簡単に説明しましたが、ダイエットの効果としてハッキリと表れるのは「カロリー制限より糖質制限」です。
上記計算(あくまで仮定のお話)でカロリーも3割減となりましたが、糖質の少ない肉類であれば消費カロリーと摂取カロリーが拮抗していても体内エネルギーへの変換効率が高いため、結果痩せやすくなります。
その点、糖質カット炊飯器は「糖質とカロリーをダブルでカット」してくれるので、やはりお米を食べながらダイエットをしたいと考えている方にはオススメです。